【2017春アニメ】今話題のサクラダリセットとは?

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1.2017年春アニメ、サクラダリセットとは?

 

本作は、「いなくなれ、群青」で知られる、河野裕による、いわゆる能力モノに分類されるライトノベル作品だ。主人公ケイが、死んでしまった友人である相麻菫を生き返らせるために、舞台となる街である咲良田(サクラダ)で活躍する姿が描かれる。

 

2.キャスト

 

監督:川面真也

のんのんびよりで有名な監督。最近のライトノベル原作アニメでいえば、「ココロコネクト」の監督なども努めている。

【コメント】

 なにかしらの痛みに耐えている登場人物たちの、透明感のある心情を少しでも映像で表現できればなと思っています。とはいえ、とても難しいですけれども……スタッフ一同頑張っておりますので、ぜひ見ていただければと思います。

 

 

シリーズ構成:高山かつひこ

ef - a tale of memories.」のシリーズ構成・監督として知られており、ライトノベル原作アニメでは、「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」「バカとテストと召還獣」を手がけている。

【コメント】
 原作は、とても緻密なロジックで構成された、恋と正義と優しさの物語です。登場人物たちがみんな一生懸命に生きている様が、とても愛しくなる作品です。脚本の最終回を書いた時に、この世界と別れるのがさみしくなりました。でももうすぐ、今度は一視聴者として、もう一度サクラダリセットの世界と再会できるのが楽しみです。

 

 

キャラクターデザイン:下谷智之

ジャンプ作品「バクマン」のアニメシリーズで有名である。

【コメント】

サクラダリセットに参加するにあたり、自分の絵柄とのギャップをいかに埋めていくかで試行錯誤するところからはじまりました。原作の世界観や空気感、場面や情景を少しでも映像で伝えられるようにケイや美空、菫たちの表情を大切に作りたいと思います。是非、ご視聴いただければ幸いです。

 

 

↓↓公式情報↓↓

アニメ「サクラダリセット」公式サイト

TVアニメ「サクラダリセット」公式 (@sagrada_anime) | Twitter

 

 

【2017春アニメ】今話題のサクラダリセット その原作とは!?

1.サクラダリセット ってなに?

サクラダリセット

ネットや書店なんかでも大きく広告されていて、最近よく目にしますね。

 アニメ化、映画化、と怒涛のメディア化を引き起こしている本作。

 

私は最初、絵柄的に.最近の漫画とかなのかな?なんて思っていました。

しかし、違うんです。

気になって調べてみると色々分かったので、紹介しちゃいます!

 

本作は 2009年6月 から 2012年4月 まで 全7巻が刊行された........

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角川スニーカー文庫 全7巻  著者:河野裕 イラスト:椎名優             

ライトノベルなんです!

 

ラノベ原作でいきなりアニメ化&映画化というのは珍しいですね。

それほど魅力的な作品だと評価されたということなのでしょうか。

 

 

2. あらすじ

どんなお話なのか、ググってみました。

 

wikipediaより

 

能力者の存在する街・咲良田に住む浅井ケイは見聞きしたことを完全に思い出す「記憶保持」の能力を、春埼美空は世界を最大3日分擬似的に巻き戻す「リセット」の能力を持っている。ケイ達は、能力者を管理する公的な機関・管理局の「奉仕クラブ」に属し、依頼されて能力を使いながらも平穏な日々を送っていた。そんなある日、「マクガフィン」を巡る事件の発端となる依頼が舞い込んでくる。 

 

 

カテゴリーに分類すると、どうやらライトノベル定番の「異能もの」にあたります。

1キャラクターに1能力づつが割り当てられ、その能力を主軸にして物語が展開されていきます。

部活に所属して、そこに舞い込んでくる問題を解決していく、という構造も定番です。

 

では、『サクラダリセット』がどうしてこんなに注目されているのか?

 

その理由は、ありがちなライトノベルとは違い、それぞれのキャラクターの心が丁寧に描かれ、それを最大限に演出する世界観にあります

 

 

3.ラノベらしくないラノベ 

サクラダリセットでは、キャラクター固有の能力が、その人の「願い・想い」に起因しています。

 

例えば、主人公のケイの能力は「記憶保持」ですが、これは何かを忘れてたくない、という強い想いに起因しています。

 

ケイの信念や想いを、能力を媒体として行動に現します。

つまり、サクラダリセットのストーリーは、

「想い=能力」を主軸にして展開されます。

 

 近頃のライトノベルは「萌え!」「バトル!」「面白い!」などのはっちゃけたもの重視されます。(売れるので)

 

しかし、ライトノベルというカテゴリーの中で、「人の想い」という軽くはないテーマでありながら、これほどまでにライトノベル読者を魅了したのが本作です。

 

どちらかというと、純文学に近いのかもしれませんね。

 

 

4. まとめ

 能力の象徴である想いをテーマとした本作は、人と人との関係が繊細に描かれている。

 

また、線蜜に構成されたストーリーは、キャラクターの愛や自己犠牲、優しさや傲慢といった人間の「想い」を美しく演出します。  

 

アニメ&映画も今年の春から始まるそうなので、気になる方はぜひチェックしておきましょう!